バターをのせて。
食べたいです。
ホットケーキ。
なぜか急に。
小さいころ、「街」と呼ばれる、地元から駅で二つ分のところへ行き、
デパートとスーパーの中間みたいなトコロへ行って、家族で買い物すると、
必ず、最後は最上階の食堂で食事をしていました。
好きでした。
その時間。
景色もよいし。
国旗の立った、「お子様ランチ」を注文すると、ミニカーなんかが
もらえて、クリームソーダなるパラダイスな飲み物にも出会えるのです。
そして、そこでやはり初めて出会ったホットケーキ。
ナイフとフォークなんかが出てきたりします。
これで闘うんか???
隣の兄に「兄ちゃん、覚悟っ!!」と挑むのか???
(きっと、返り討ち)
そこまでの短い人生、箸で生きてきた私には、そんな感じでした。(笑)
で、テーブルに運ばれてきたホットケーキ。
何ともいえない色です。
香りです。
上に乗ったバターがゆっくり溶けたりして、それがちょっとずつ
動いてたりして、メープルシロップも、ジャブジャブかけたりして。
もう、思い出しただけで、ニヤケテしまいます。
時々母が、家で作ってたものは、ベーキングパウダーが入ってないので、
薄いペタペタなヤツなのです。
でも、それはそれで、おいしかったりします。
バターも、メープルシロップも、いらない感じの、おいしさですね。
素朴なの。
それは、「やきもち」などというすこぶる和風な呼び名で呼ばれていました。(笑)
うむ。
作るか、久々。
ホットケーキミックス、買ってきて。
こうなったら、すんごいの、いくべか。
「もう、ホットケーキとやらは、1年は食べたくないぜっ、オレ。」
と、思えるようなの。
予想図、こんなの。
ああ、いかん。
わくわくしてきた。(笑)
寝られんかも。