「 TIE ALL HEART 」



春休み、です。


学生たちは。





今週は新入生が入って来たりで、だんだんバタバタしますが、
週の前半はまだまだ授業準備がないので、気持ち的には落ち着けます。



が、他の仕事がボンと入ったりで、なんだかねーという日々です。

現場の想いは、伝わらないものです。





気分転換に、昨日、桜散策に出かけました。



あたたかい一日で、ご夫婦で散歩されてる方、グループでお濠の横の
ベンチに座って、お弁当を広げている方。
お子様連れのお母さん、お父さん。
犬を連れてる方、フクロウを腕にのせてる方まで。(笑)


のんびり歩いて、心地よい時間でした。












帰りに、久しぶりにお濠の近くのパン屋へ。




んまかったです。






本屋で、『Number』見つけて、オシムさんのインタビューがあったので、
買って、読んでみる。

3ページにわたる言葉ですが、一部、以下に抜粋。





◇◇◇ 「今こそ、強い連帯を」 ◇◇◇



犠牲になったすべての方々の冥福を謹んで祈りたい。家族も私も、心は彼らとともにある。
少なくとも私自身、日本という家族の小さな一員だと思っている。10年日本に住めば、日本人になるのは当然だ。そうである以上、無関心でなどいられない。

どうしたら具体的に力になれるか、今はまだわからないし、実際に力になるのは難しいかもしれないが、われわれも被害を受けたみなさんとともに生きることは できる。ひとりでは大変でも、仲間が増えれば困難にも立ち向かって行ける。事故や病気もそうだが、地震でもコレクティブにみなが生きて連帯していけば、困 難も乗り越えられる。

私はこの地球のすべての人々が、日本とともにあることを願っている。今回の災害はどこにでも起こりうるが、誰も事前 にうまく対処できない類のものであるからだ。数日前に日本で起こったことが、今度は別の場所で起こることもある。だからこそ連帯は必要だし、みながともに 生きることで力が生まれる。

そして日本が一日も早く、元の状態に戻ることを私は心から願う。日本では地震が頻繁に起こっているから、復興 はそう難しくないのではないか。日本人がこれまで幾度となく見せてきたのは、自分たちの方が、人間の方が自然よりも強いということだった。自然に打ちのめ されても、日本人は他のどの国の人々よりも早く街を復興させた。最近では神戸や新潟がそのいい例だ。同じことを、今度もまたやって欲しい。できるだけ早 く、元の状態に戻すことを。しかし、これだけの犠牲が出たのだから、もうこれ以上犠牲者の数が増えないことを願うばかりだ。

それからサッカーが日本の復興に一役買うことを、私は同時に願ってもいる。スタジアムが人々で一杯になれば、それはすでに回復したことを示しているわけだから。

人 生はこれからも続く。新しい人生を日本はこれから歩めばいい。サッカーでもそうだろう。試合に負けるのは人生の終わりではない。その後も人生は続く。だか らこそサッカーは悪くないといえる。敗北はカタストロフだが、それを受け入れて生きながら明日の試合の準備をする。そして勝つこともできる。

生活を再スタートするためには、仕事も再スタートしなければならないし、地震の前の状態にすべてを戻さなければならない。地震を忘れることはできないが、少なくとも普通に生活することはできる。そして普通の生活が続くことで、人生も続いていく。

くり返すが、こういう困難な状況でこそ連帯が大切だ。何よりも強い連帯感が。心をひとつにして、一日も早く元の状態に戻して欲しい。あなた方には、それができるのだから。


◇◇◇    ◇◇◇    ◇◇◇    ◇◇◇



その他、家長くんと本田くん、二人の記事もおもしろかったな。








自分にできること。

神戸のあるショップの≪「TIE ALL HEART」〜心をつなごう〜≫に
賛同し、赤い想いを持って、参加してみました。






長く、心のどこかにとどめておくこと。

大切なことだと、思います。






さ、春休みという名の、準備期間。



がんばっていかねばです。