暑い日の、熱いお茶。
暑い、連休でした。
夕方、エアコンとめ、窓を開け、扇風機にがんばってもらう。
陽射しがなかった分、今日は少し、涼しく感じたけど、湿度はもう十分。
おなかいっぱい。
なのになぜか、さっき、お湯を沸かし、豆を挽き、熱い珈琲を淹れ、DURALEXに注ぎ、指で熱さを感じながら、口元に運んでます。
(そういえば、DURALEXの薄い青いのこの間見たんだった。ほしいな、あれ。)
こうやって、暑い日に暑いのを、フーフー吹きながら飲んでいると、ふと思い出すこと。
祖母のこと。
ばあちゃんは、熱いお茶が好きで、やっぱりこんな暑い日でも、熱いお茶を湯飲みに注ぎ、手を横と底に添え、熱そうに、でも、おいしそうに、飲んでいました。
沢庵を噛むコリコリ音が、懐かしい。
湯飲みはどんなのだったかな…、と、思い出そうとしたけど、思い出せない。
記憶はこうやって薄れていくんだなと思うと、やっぱり少し淋しさを感じます。
いつも、肌身離さず持ってた櫛は、べっ甲のものだった。
それはしっかり覚えてる。
今思えば、あれはきっと、とても高価なものだったんじゃないかな。
じいちゃんにもらったものだったのかな。
いろんなこと、たくさん聞いとけばよかったと、こうやってふと思い出したときに、思います。
いろんなこと、これからも、いろんな人たちとの間にもあるでしょう。
丁寧に接しなくては。
それが、大事なんやろな。
ばあちゃん。
忙しいと忘れそうで、難しいことだけど、意識して、やってみよ。