『蛇イチゴ』
う〜ん。
人間の心の奥の「暗」の部分が出るとき。
そこまでの過程と、それが出るキッカケが、痛いくらい出ています。
監督は西村美和さん。
この監督さん、そういうの上手いなぁと思います。
『ゆれる』も、そういえば、そういうところをグリグリと見せられた作品でした。
『蛇イチゴ』は、雨上がり決死隊の宮迫くんが本当にいい味を出していて、
見入ってしまいました。
大谷直子さん、つみきみほさん、
お父さん役の平泉成さんも、淡々ながら、「暗」を演じてらっしゃいました。
そして、笑福亭松之助師匠。
すごかったです。
落語家さんより、役者さんのイメージが強いなぁ。
さんまさんの師匠で、お正月に「師匠と話そう」とかいうコーナーで、
さんまさんと話してるのがとてもおもしろかった。
ラストシーン。
ハッピーエンドではないのですけど、何故か少しホッとしてしまいます。
もう一度、『ゆれる』も観たくなりました。
人生、何が起こるか分かりませんね。
一日、一日、踏みしめて生きねば。
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