歓送迎会。


今日は、職場の歓送迎会。



授業が、11月にある大事な試験の模擬だったので、
その採点やら、フィードバックする箇所の選定やらやってると、
あらら、開始の時間が近づいています。



同じ、上級の先生と、バタバタ解答用紙の残骸を、机に残したまま、
これまたバタバタ会場へかけつけました。



ここ数日、体調がちょっとイマイチなのと、あんまり大勢の集まりは
得意ではないのとで、気持ちは重かったのだけど、今回は、長いこと、
(それこそ、とんでもなく過酷だった時期)を、日々しがみついて
いっしょに過ごした先生がお辞めになるということで、なんだか
感慨深かったです。


最後に、その先生のあいさつがあり、それがとてもとても素晴らしく、
心に響くスピーチでした。


走馬灯とはこのことかと思えるくらい、たくさんのことが、
耳に響く彼女の声といっしょに体の気持ちを司るところを
グルグルと回っていました。


ボクのひとつの心残りは、彼女とおなじクラスを担当したことがないこと。
専ら上級担当だったボクと、専ら初級担当だった彼女。

どのレベルででも、一緒にできていたらと、ふと思うことがあります。
きっと、いろんなことに気付け、いろんなことが学べたんじゃないかと。


この業界にいれば、またいつかチャンスがあるかもしれないなぁという
思いはあるのだけれど、それがとても小さな可能性だということも
わかっています。




帰りの自転車で、冷たくなった風を切りながら、今日の彼女の
スピーチを聞いた時に改めて感じた、何かに向かっていく、そして、
その何かからのいろんなものをドッシリ受け止める、そんな
強い気持ちを持って、今の状況にできる限りの努力をしていかねばと
思いました。


今、接している学生のみんなも、何かの縁でつながった
関係の数々ですからね。



がんばらねば、ですね。





O先生、本当にお疲れ様でした。

ありがとうございました。