最後の章。


急な寒さがあったからか、今日は少し暖かく感じる。



モコモコのダウン“風”ベストを着ていると、体はホカホカ。
でも、やっぱり、腕の部分からは体温が奪われている感じ。


一週間終わり、三連休が待っているということで、
帰りは、久々文庫を鞄に放り込み、寄り道して、珈琲飲みながらの読書。


あいにく、イベントやっていて、8時からは予約席に変わる席に座り、
大音量で流れる音楽の中、白いマグに入った珈琲を飲みつつ、
文庫のページをめくる。



いつ挟んだのかも忘れてしまうほど前にある栞をとり、
冊子の半分のあたりから読み始め、進むにつれて、
ゆっくり、前の内容を思い出しながら、新しい展開に惹き込まれる。



不思議と、まわりの音が、遠ざかり、小さな点のスピーカーから
聴こえるような感覚。




あっという間に、8時まであと15分。




最後の章だけ、残して、テーブルの上の薄く残っていた珈琲を摂り込み、
白のマグの白を再確認。




うん。




やっぱり、金曜のこの時間は好きだな。




最後の章。




きっと、あっという間に読んでしまえるのだけど、
また次のこの時間の楽しみに、しておこう。




3連休。




新しい本、探しにいくべかな。