だいじな、おり。
「遊びに行くぞ」と、実家から電話。
博多駅までバタバタと迎えに。
駅、工事してるので、出口がイマイチ分からない。
待ってると、いつものように、二人でゆっくり、でも、少し不安げに、歩いてくる。
合流して、いつものように、家族のこと、ぽつぽつと話しながら、食事をし、テクテク歩く。
母は途中、デパートで買い物。
ボクと父は家電を見に。
歩き疲れて、珈琲を飲み、また、ぽつぽつと話す。
歳とったなぁ…。
父も、母も。
来るたびに、思うけど。
二人とも、身体の声を聞きながらの日々。
今日は、少し蒸し暑さもあり、人も多く、博多駅で見送った後、どっと疲れを感じた。
気を使ってるわけではないのだけど、なんだかこう、何とも言えない気持ちの澱も感じたり。
二人は電車の中で、もっと疲れを感じてるやろね…と、地下鉄のドアにもたれつつ、思う。
コインロッカーに入れていた、母の作った鱚の煮付けと、タコとイカの塩辛を持って、帰り道。
数日は、故郷の味と、潮風の雰囲気を感じながら、過ごせそうです。
急にのどの渇きを感じて、コンビニで買ったスポーツドリンク飲みながら歩く。
蒸し暑い。
雨のない、しっかりした、梅雨です。
荷物を、部屋に置いて、少し気分転換で、自転車に。
フラッと何軒かのショップに寄って、自分でも分からない何かのリセット。
一軒の小さな店で、リネンのキャップを見つけて、買ってみる。
帽子は、今日のこの感じを、しっかり感覚で思い出させてくれるでしょう。
覚えとかないとと、なぜか、その時思ったのです。
きっと、大事な、澱なので。
さ、授業準備、手つかずだ。
少し、がむばって、みますかな。
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