糸の先と、99%のぼうす。




さて、明後日の日曜日。



年2回行われる、大学受験のための大きな試験[第1回]が行われます。



学生たちにとっては、初の大舞台ということで、面々、緊張気味の様子。



まぁ、あとは、体調整えて、持ってる力が出せるように、するしかなかんべ。




学部生の受験の日々は、やっと始まりの一歩というところです。









大学院志望の学生。



10月入学の募集は、そろそろ申し込みもギリギリ。



何人か、教授に会いに行ったり、直接、試験を受験したり。








悲喜こもごも。



そんな日々。







一人、もう入った時から目指していた、関東の有名私立の受験に、先週の木曜に向かいました。


コツコツ、コツコツ、準備をしていたけど、やはり難関。


けっこう、木っ端微塵にやられたようで、国で同じ大学だった仲間へのメールには、そのことが書いてあったようです。



発表の日、彼は向こうに残って自分の目で見てくるということで、
授業の合間の休み時間ごとに、その報告を待っていたのですが、
なかなか電話は鳴らず。


ふと見ると、教室にいる、彼の友達の顔が暗い。


なるほどね…。






授業後に、電話あり。




声は、明るい。



でも、まるでリハーサルしたかのような、棒読みのセリフで、
結果を教えてくれる。

「(笑)」まで付いてそうな。




「まぁ、仕方ないよ。帰ってきたら、また今後のことは話、しよう。」





そう言って、電話を切り、どうするかなぁと思う。





恋い焦がれたものつながる糸が切れる思い。




どんな選択肢があるかなぁと、ボーっとここ数日は考える。





教室で暗かったもう一人の友達も、先日、受験した大学から糸の届かぬ通知。



もう一人の友達は、5月に入院生活。



来月、教授と面談。






今日はそのほかの二人の研究計画書の添削。


と言っても、日本語の表現を調整するくらいしかできないけど。


彼らの専門は、ボクにとっては、日本語で書いてあったも、まるで記号だ。






天気は、梅雨の雰囲気を飛び越し、夏の陽射しを降らせてるけど、
ちょっとクラスは、湿度の濃い、空気を感じる。





ということで、いっちょ気分を買えるべさと、髪を切る。


ほぼ、ボウズ。

限りなくボウズ。



中学校以来やな。

全力でイカツイ。(笑)







伸ばしっぱなしのボッサボッサパーマネントだったから、少しはみんなの刺激にるやろ。



いじられてなんぼ。



笑顔が出れば、それでOK。






学部志望。

力を抜いて、試験に臨め。





院志望。

笑っていじって、新たな糸の先、思い出せ。










鏡の前で、バサバサ落ちる髪の毛に、すべてのじめじめも、ついて行ったように、思うのです。



きっと、そのはず。










まさに、気分一新。






月曜から、ボクも彼らも、それぞれの新しい一歩でっす。