『未来を写した子どもたち』


昨夜の雨で、窓からは涼しい風が入ってきてました。



雨音がすると、細かい雨も、一緒に入ってくるのだけど、
なんだかそれも心地よく、少し、そのままにして、横になったまま。



今朝も、少し、冷たさの残る部屋の空気に、朝陽のない朝の始まりで、
ゆっくりの時間が過ぎてました。



この前の日曜日に買った珈琲豆。
ゴリゴリ挽いて、久しぶりに熱々の珈琲。
この季節は、湯気の質感がないから、ちょっと物足りない。

でも、おいしいな、珈琲。




昨日は、何とも言えない小さなショップの、なんともいえない
love&peaceな店主さんと、1時間ほど話し込み、なんともいえない
心地よい時間を過ごしました。

今日から奄美に、日食ライブに行くのだとか、で、店の一角で荷造りしてました。


太陽が出れば、よいのですけど。




今日も、なんとなく、外を歩きたく、午後から少し出かけました。

パラッと思い出したみたいに降る雨も、心地よい。


近所の小さなショップにふらっと。


ベルギーのカットソーメーカーのTシャツ買い、テクテクと
薬院の端っこのこれまた小さなショップで、リネンのショルダーを。



どちらのショップも、これまた店主さんがよいのです。

ゆっくりで、のんびりで。





そんな、連休、でした。




朝、ドキュメンタリーを一本。

重い内容ではあるけど、「可能性」という言葉を何度も何度も
心の中で発することのできる、そんな作品。





『未来を写した子どもたち』



Story(抜粋)******************************************************

インド・コルカタの売春窟に暮らしながら取材をするカメラマンの
ザナ・ブリスキーは、ここで暮らす子どもたちに出会った。
渡したカメラで思い思いに写真を撮る子どもたちに感銘を受けたザナは、
彼らを売春窟から救い出そうと決意。学費を集めるために、子どもたちの
撮った作品の写真展を開くことにする。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


子供の中にある、無垢な才能は、何かのきっかけで動きだし、
それに触れられるかどうかの偶然は、きっとどんな環境にいる
子供達も同じなのかもしれないけど、そのきっかけの吸収の
しかた、というか、それへの反応の仕方は、それぞれの心の
状態で、違ってくるのではないでしょうか

可能性。

カメラを持った彼らには、それを持ち、生きるそこで、それぞれの
時間を、そのカメラを持ち、カメラに想いを入れて過ごすのですけど、
それがペンであっても、楽器であっても、ボールであっても、
それに可能性を感じてしまった彼らの感性は、全力の笑顔を、
表情に満たしていきます。
それは、見ているこちらまでもが、満たされそうなものです。

しかし、彼らの生きる世界の壁、家族の状況。
それらは一瞬にして、表情を曇らせる、内からの作用。

それを、子供達は子供たちの容量で、理解し、処理しようとする
その過程が、とても苦しく、切ないです。


「父さんだから、好きでいたい」


麻薬に溺れる父親をそう語る一人の少年は、しかし、昔の父親の
強さを話すときの表情は、また、大きく強い、あの笑顔なのです。



うまく言えないけど、可能性は、心にも、身体にも、大きな作用をもたらすもの。



それにかかわれる日々を持てるとすれば、それはとても、
貴重なもので、大切なものだと思います。




笑顔はいい。

心の温度の分かる、笑顔はとてもいい。




3連休の最終日。


そんなことを、32℃の部屋で考えております。





さ、夏休みに向けて、がんばっていきまする。





未来を写した子どもたち(通常版) [DVD]