窓の外の、贈り物。
新学期、目前。
新入生も入ってきましたが、進学クラスは、大事な試験が続き、
受験も本格的に始まりますので、ひたすら、過去問との格闘です。
学生たちもストレスのたまる時期。
大きな山の時期でもあります。
がむばらねば。
もう、朝は寒いくらい。
休日の朝ののんびり珈琲は、とてもおいしい。
アパートの近くの庭にある、大きな金木犀の木からも、
ゆっくり、強くあの香りが降りてきています。
秋、やんね…と思う瞬間。
今朝、のんびりの珈琲とともに、テレビの中のメジャーリーグを
観戦中、窓の外の洗濯物を干すところに、ドスンッという音。
ん?
エアコンの室外機が動いたのか???
なんて思いながら、カーテン開けてみてみても、
特に変化なし。
なんじゃろね???
そう思いつつ、カーテン閉めようと下を見ると、
なんと、真っ赤に熟れた柿が一つ、落ちているではありませんか。
もちろん、アパートの屋根の上に、柿の木はございません。
むむむっ。
この、かじった跡か、突っついた跡か。
カラスからのプレゼントに違いない。
んにゃ、秋だぜという、お知らせでせう。
分かったよ、カラス。
布団をそろそろ、出すことにするさ。
風邪ひくなって、ことやろね。
ありがとな。
君も、夕方飛ぶときは、マフラーくらいは巻きなさい。
そのハスキーボイスが、出なくなっては困るべさ。
さ、明後日再開の授業。
ボクも美声で始めませう。
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